マルチコンポーネント成形で、前のショットの残留温度を考慮する

Moldex3D マルチコンポーネント成形 (MCM) モジュールでは、前のショットの残留温度を考慮することが可能です。MCM 成形システムでは、パートインサートの温度分布は金型温度設定と同じようにはなりません。またショットのたびにパートインサートには熱が蓄積されていきます。この問題を解決するために、MCM はいくつかの機能をユーザーに提供します。この機能を使って金型温度分布、圧力分布、前のショットによる製品変形などを考慮して、総合的に製品予測を行うことが可能になります。

設定

まず計算パラメータダイアログを開きます。 MCMタブの下の Link with previous shot にチェックを入れ、プロジェクトのパートインサートデータとrunナンバーを設定します。

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MCM デモ

Step 1: 第一ショットのシミュレーションを終了します。

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Step 2: 第二ショットモデルで、第一ショットのジオメトリを読み込み、属性をパートインサートに設定します。パートインサートの材料は第一ショットの材料と同じでなければなりません。第一ショットの温度を考慮するためのrunの計算パラメータの設定方法については、上述の設定を参照してください。

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Step 3: 前のショットの影響を考慮する場合も考慮しない場合でも、そり変形解析結果は下図のように表示されます。第一ショットの影響を考慮する場合の変位結果は 0.085 ~0.003 mmです。第一ショットの温度を考慮しない場合の変位結果は 0.13~0.0015 mm です。このことから、複数の材料を使った射出成形では、前のショットの蓄熱を考慮するか/しないかが、解析結果に影響を及ぼすことがわかります。

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                            第一ショット温度を考慮する                                                       第一ショットの温度を考慮しない

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